GoogleとWindowsLiveは正直いけてると思う
GoogleもWindowsLive(その他マイクロソフトブランド)も最近けっこうイイ物公開してると思います。そんなツールを使った感想というか私的メモ。
[ Google Desktop ]
いわゆるサイドバー。今までは遊び程度にDesktopSidebarなんか使ってたりしたんですが、それより断然GoogleDesktopの方が好みです。
ちなみに、日本語版はまだバージョンが低く使い物にならないので英語版の使用を推奨します。
まず、機能は全てプラグインとして提供されてるんですが、種類も充分で、パッケージはGoogleのページで管理されているのでインストールも超かんたん。追加したり外したりするだけで充分楽しめます。またスクリプト一発でプラグインを完成させたりできるらしく、デベロッパーにもやさしい。
僕はPDAを使っているのでMicrosoftOutlook常用者なんですが、Outlook関連のプラグインも実用的な物が用意されていますし。
ShiftキーダブルクリックでガジェットのOn/Offがトグルするのも激しく便利。macのダッシュボード使ってる気持ちになりますね。仕事でもかなり使ってます。
ただ、一番の目玉であるデスクトップ検索機能は一番使ってない...。だってどこになんのファイルがあるかぐらい全部覚えてますもの。階層管理およびバージョン管理してますもの。たまにwebブラウズ履歴でおもしろい結果が出たりしますが。
せめて実行形式ファイルの検索をもうちょっと強化してほしいですね。
あとGoogleTalkプラグインもあるんですが、別途起動してるGoogleTalkをモニターしてるだけってのが不満です。MSNメッセンジャープラグインに関しても同様。必要ないじゃん。IM系プラグインはそのものでIMの機能を持っていてくれないと使い物にならん。
しかしながら、GoogleDesktopは総合的にとても便利です。若干リソース食いカモネ。
http://get.live.com/messenger/overview
MSNメッセンジャーの後継ってか、別プロジェクト?デザインが変更されて、あいかわらず広告出る。これも英語版しかない。
目玉機能はまず、Yahooメッセンジャーと通信できることでしょう。ただこの機能はWindows Live Messenger ver. 以降とYahoo Messenger ver8以降でないと実現しません。現在両方とも英語版しか存在せず、YahooMessengerの英語版は日本のアカウントでログインすることが出来ない糞仕様のため、残念ながら日本のmsnアカウントと日本のyahooアカウントを相互に結び付けるインスタントメッセンジャーはありません。しかしながら、大手IMの相互乗り入れを実現したことは非常に評価できることだと思います。今後に期待。
ちなみにYahoo Messenger の動作確認をすべくインストールをしてみたんですが、あまりのデザインの酷さに吐きそうになった。
もう一つの目玉機能は「共有フォルダ」でしょう。知人アカウントごと1つづつの共有フォルダを作ることができ、フォルダ階層を維持したままファイルの転送(というか共有)ができます。デザインのカンプ渡しに、スタジオリハーサルの音源渡しに、ホームページの原稿入稿にと大活躍。便利。
他にも追加機能はいくつかありますが目立つのはこれぐらいでしょうか。
[ Windows Live ]
web検索エンジンです。Ajaxを使ったページングなしの軽快な検索が可能。動作に若干引っ掛かりを感じるときもありますが、広告も無いですしおおむね満足。マイクロソフトの検索エンジンというとmsnのダメっぷりが頭に浮かびますが、それを挽回するかのようなしっかりした作りです。
デフォルトでは英語表示になってると思いますが、設定で日本語化できます。メールリーダやRSSリーダも搭載して、ほんとにGoogleのパクリかって感じですが操作性は非常に良好。
シンプルさや動作の軽快さならGoogle、多機能性ならLiveでしょうか。僕は気分で使い分けています。
[ Windows Media Player 11 ]
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/download/
ライブラリ情報を元に、アルバム画像をインターネットから収集して表示してくれます。まだデータが少ないですが、集めたCDのジャケ画像を一望するのはにやにやしちゃうほど楽しい。
また、oggVorbisコーデックが内蔵され、タグ情報もしっかり読んでくれます。音もよくあるDirectShowFilterのやつよりいいみたい。逆にDirectShowFilterやTagSupporExtenderが入ってると動作が不安定になってる気がします。
ま、聴いてる曲名を公開したいがために使ってるようなもんですけど。もっといいプレイヤーはたくさんある。
設定の厚かましさは相変わらずですね。
[ Windows Live Toolbar ]
MSNサーチツールバーの後継的位置付けとでもいいますか、IE6にタブ機能を付加するプラグイン。メインは検索機能なんでしょうがウリはやっぱりタブ機能。
で、MSNサーチツールバーと大きく変わった点は、「リンクをセンタークリックで新規タブで開くことができるようになった」といことでしょう。その他細かい修正もされていて、かなり使いやすくなっています。
[ Intenet Explorer 7 beta3 ]
http://www.microsoft.com/japan/windows/ie/default.mspx
ウリになってるタブ機能はまだまだ弱いですね。設定の自由度も低い(例えば「戻る」ボタンの位置を変えられなかったりとか)。
追加でWindowsシステムにかかわる変なセキュリティ対策アップデートを入れられ、ファイルサーバ上の実行ファイルを起動すると毎回警告が出るようになります。しかも設定切れないっぽい。うざい。
起動時間が苦にならない人はFirefox使っといた方が無難ではないかと。
[ Microsoft Private Folder ]
暗号化されたフォルダを作成するMS謹製ツール。英語版のみ。使い勝手は悪くないのですが、作成するパスに制限ありまくり(デスクトップのみ?)でめっきり使えない。需要はあると思うんですけどね……。
[ Google reader ]
http://www.google.com/reader/view/
web版のRSSリーダー。ホイールがちゃんと使えたりして意外にあなどれない。フィードに含まれるタイトルだけでなく、ディスクリプションも表示します。
web上のツールである以上、ローカルで実行できるRSSリーダーの代替とはなりえないかもしれませんが、どこからでも、どんなマシンでも同じ環境にアクセス出来るというのはこの上ないメリットです。macな人にもおすすめ。
ちなみに僕は、webページにRSSフィードが含まれているかどうか、どんなフィードが含まれているかのチェックに使ったりもしてます。
[ Gmail Drive shell extension ]
http://www.viksoe.dk/code/gmail.htm
Google謹製のツールではありませんが、Gmailをストレージデバイスのように使えるようにするモノ。
インストールすれば、マイコンピュータ内にドライブアイコンが表示され、特殊フォルダとしての振る舞いをします(ドライブレターは無い)。
保存したいファイルがある場合、このドライブアイコンにドロップすればどこからでもアクセス出来るようになります。簡単。
しくみ的にはメールを出しているだけなので、GoogleTalkを起動するとメール着信がポップアップします。
保存されているファイルはGmailからでもダウンロード可能。
[ Google notebook ]
http://www.google.com/notebook/
web上にメモを保存して、どこからでも閲覧可能というwebアプリ。僕はPDAを使ってるんで実はあまりこれは使ってない。
複数枚のメモを効率的に管理可能。
[ Google Favorites ]
[ Windows Live Favorite ]
→次回「ブックマークを一元管理したい」で。