WーZERO3[es]の文字入力

WーZERO3esを買ったらいきなりザウルスの画面が映らなくなった。ちょうどいいタイミングだったとも言えるし、やっぱり機械は手間をかけてやらないとちゃんと動いてくれないもんだな、とも感じる。

そんなわけでこの文章はWーZERO3[es]で書いています。
SLーC3000と比較して足りないキー(記号)がいくつもあり、文字入力は慣れてないせいもありますがけっこうしづらいと感じています。[es]←このカッコを出すだけでも一苦労です。

WーZERO3[es]は他の携帯電話と同じようにテンキーを持ち、パソコンのようなキーボードも同時に備えています。まったく機能の違う入力装置で1つのIMEを扱うことになるので、無理が出ないわけがありません。むしろその無理な部分をこれだけで済ませたことがすごいというべきかもしれませんが。

例えば、携帯電話と同じように文字種を切り替えるボタンが搭載されているのですが、フルキーボード(?)を閉じている時は[あ]→[カ]→[_カ]→[A]→[a]→[_A]→[_a]→[_1]こんな形でモードが変わっていきます。ちょっと冗長すぎる気もしますが理解できないことはありません。でもフルキーボードを開いてる時でも[あ]→[カ]→[_カ]→[A]→[_A]これはいかがなものか。カタカナとか全角英数とか不要ではないでしょうか。[あ]→[_A]このトグルにしてほしかった…。

ちなみに、windowsと同様に入力中のCtrl+U〜Pを使うことができます。これは関心した。使える。

ATOKの使い勝手は好みの分かれるところだと思いますが、テンキーでの文字打ちをする場合必須なので常時ONにしておくしかありません。嫌でも慣れるしかない。

なおテンキー入力時、例えば「れしむふ」と打って「ZERO」に変換する機能はおそらくありません。SHARPの携帯はこれがあるから好きだったのに。また、逆回し(お→え→う→い→あ)もできません。テンキーにしてもフルキーにしても、既存のものより激しく劣ります。

ついでに

WーZERO3[es]のようにスライドしてキーボードを出すデバイスを初めて使ってみたのですが、使い勝手は上々です。Zaurusのように「回す」→「閉める」というアクションより確実にスピーディーです。

Zaurusのようなクラムシェル型デバイスので可能となる「置いて使う」用途にはめっきり弱いですが、もともとそういうデバイスではないですし。すっかりこのスピーディーアクションの虜になってしまいました。


さらについでに
音はむちゃくちゃ悪いです。音楽再生機としても考えているなら地雷です。